確定申告を自分でしているうちは事業に成功したとは言えない、、、と、友人は言った

確定申告の季節です。フリーランスの方、副業されている方、商売されている方で自分で確定申告で苦労している方、結構いらっしゃると思います。ちょっと厳しいようですが、そういう方々に送りたい言葉があります。

これは、フリーランスになった友人が放った言葉です。厳密には友達の友達のようですが。

事業が成功する、ということはどういう結果になるか、、というと、事業に使えるお金が増えます。つまり、売上が増え、それに伴い利益が増えると、一時的に資金繰りが苦しくなることはあるものの、徐々に使えるお金が増えてきます。

それとは逆に、事業が成功すると減るものもあります。それは、時間。事業が成功し、伸びていけば、商売をどんどん伸ばしていく必要もありますし、それが回るような管理体制も作らないといけない。人も雇わないといけないし、資金繰りも考える必要があるだろう、、となれば、どんどんと時間が減ります。

そうなった場合、外注できることはどんどん外注して、自分の時間を節約することが必要となってくる。ここで、確定申告のような、外部に専門家がいて、任せやすいことは、自分でやらず人に任せよう、ということがここの発言の趣旨です。逆に、自分で確定申告をしている人は、事業がうまくいっていないので金はなく、やることがないので時間がある、と、発言者の方は考えているわけです(ぼくが考えているわけではありません)。

もちろん、この言葉にツッコミどころは多々あることでしょう。そのうちの一つは、成功の捉え方です。上では漠然と書きましたが、この発言者は事業の成功を事業の拡大、と定義しています。ですが、必ずしも拡大=成功ではなく、小さな事業をマイペースで回しているという人もいるし、中には確定申告が好きだとか、苦にならない、という人もいるでしょう。そういう人にとっては大きなお世話、となります。

とはいうものの、この言葉は一面真実を表しているような気がしたのでここで取り上げてみました。ちなみに、ぼくがいうと凄まじくポジショントークになってしまうので、あまりこういうことは言わないようにしています。

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