私自身は、海外で働いたこともあり、その生活の中で海外で働いている人とも会ってきました。そのことから、海外で働くためにはなにが必要なのか考えてみました。
専門性
海外で働くためには専門性を持つことがなにより大切です。専門性があれば、多少、言葉はいまいちで採用してもらえる可能性があります。
例えば、私が上海で出会った料理人の方は中国語はほとんどできませんでしたが、その料理の腕でお店を回していました。そこは値のはる店でしたが、料理はとてもおいしく、結構お客さんも結構入っていた、と記憶しています。言葉の面は、日本語ができる中国人スタッフの方がサポートしていました。
私も外国語はあまり上手ではなく自信もないのですが、資格のおかげで海外で仕事できたと思っています。そのため、専門性は一つのキーポイントとなります。
言葉
さきのパラグラフでは、言葉より専門性と書きましたが、そうはいっても言葉は大切です。言葉がないとコミュニケーションはとれません。もちろん、卓越した専門性があれば、言葉をサポートしてくれる人はいますが、全ての人がそこまで、専門性をつきつめられるか、、というと必ずしもそうではありません。そこを補ってくれるのが、言葉、ということになります。
どこまで、言葉が必要か、というのは職種によるのでなんともいえません。通訳であれば当然に高い言語能力を求められるし、先のように料理人であればあまり言葉はできなくてもいいかもしれません。
ともあれ、海外で働くには「専門性」と「言語」の2つを磨くことが必要となります。
意欲
では、「専門性」、「言語」がない場合は海外で仕事できないのでしょうか。そこは、意欲、というものが介在してきます。というのは、その人の能力以外にも会社の方針や縁といったことも作用してきます。「意欲」があればそういったものをつかみやすくなります。また、「意欲」があるからこそ、「専門性」、「言語」を伸ばそうといった気にもなります。海外で働きたい、と思ったときには能力はなくても、「意欲」を持って自己研鑽にはげめば、やがては能力もついてくるでしょう。
まとめ
海外ではたらくために専門性、言葉、両方を向上させる必要があります。また、意欲をもって、情報収集等につとめれば、チャンスもきっとつかめるのでは、と考えております。