お子さんからよく聞かれる問ですよね。必ずしも、高学歴で世間的にいい会社といわれる会社に勤めても、それで一生安泰といえる時代ではなくなってきました。ですが、僕の個人的な考えとしては、やっぱり勉強することは大切なことだと思うので、少しそれについてまとめてみました。
目的達成の手段
ある種の目的がある場合に、それを達成するためには一定の教育的な要件を満たす必要があります。例えば、医者になりたい、ということであれば、通常大学の医学部に行って6年間は医学部課程を修了しないといけないですよね。国連職員になるためには、修士/博士になる必要があります。また、資格試験の受験要件に、学歴を問われることがあります。このように、自分の目標を達成するために、一定の学歴を取得することが必要となります。その場合は、やっぱり、学歴を満たすための勉強しないといけないでしょう。
大人になってからも試験
大人になってからも試験からは逃げられないですよね。弁護士、会計士といった資格試験、英語であれば、TOEIC、英検、会社に入っても昇進試験とかある会社もあり、趣味の世界でも試験というものがあったりもします。このように、大人になってからも試験、及び、試験勉強から逃げられないことが多いです。
子供の頃に試験勉強を真面目にやっていると、大人になってもその技術が役に立つことがあります。例えば、僕の勉強法の一つとして「良問を繰り返し解く。」ということがありますが、この方法は高校生の時に身につけて、今でも使っているメソッドの一つです。
目的に向かって努力を積み重ねる練習
これが一番大切なことかもしれません。それは、とある目標を掲げてそれに向かって努力する、その練習となる、ということです。志望校に入りたい、そのために目標を設定して、コツコツと努力していく、というプロセスがありますよね。
大人になってからもキャリア上、人生上、人間関係上、目的を追求しないといけない、ということがあるでしょう。目的が高ければ高いほどそれに要する努力は大きくなります。そこをめげずに努力を積み重ねるということ、これは大人になってからも必要となります。
まとめ
子供の頃に勉強をしておくと、大人になってからもそれが活きてくることがあります。ただ、必ずしも、全ての人が勉強が得意、ということではないと思います。その場合は、自分が得意とする方法、領域で目標達成、努力する練習ができるようになるといいですね。