ようやく、確定申告期が終わりました。個人事業主の方でもなかなか苦労されている人、多いのではないでしょうか。確定申告は、自分でする場合と、任せた方がいい場合、の2パターンがあります。今回はそんなことをば。
まずは、事業規模が大きな人。事業規模が大きくなると、会計帳簿をつける負担が大きくなります。また、規模が大きくなればなるほど、節税の機会が増えたり、消費税、源泉税、という論点が増えたりもします。そういったことに自分だけで対応するのは結構大変でしょう。そういうときは適宜、会計事務所に確定申告を頼んでしまう、というのは一つの手だと思います。事業規模が大きければ、申告報酬はそれほど負担にはならないでしょう。
もう一つ、時間がない人。これには、事業が忙しい人、のほか、他にすることがあって確定申告に時間が割けない人ですね。そういう人は、とっとと、確定申告を会計事務所に頼んでしまうのがいいでしょう。そこで、時間を節約して、自分が投入すべき、もしくは、投入したい事柄を時間を投入していくと。
あとは、土地や建物の譲渡をした場合。譲渡は、結構、金額が大きくなるので、ミスをすると結構損失が大きくなりがちです。また、特殊な優遇税制もあるのと、普段、取り扱うことが少ない、ということもあり、複雑です。なので、譲渡所得の場合は会計事務所にお願いする、というのも一つでしょう。
最後に、案外、これが大切ですが、好き嫌い。結構、はたから見ていると、苦手な人は本当に苦手でいやそうです。確定深刻(!)とか、結構、この時期、追い込まれている人いますよね。そういう人は、いっそのこと、頼んでしまえばいいんじゃないですか?無理に苦痛を堪えてやるより、精神衛生上いいと思います。それで自分が得意とすることに力を注いだ方が、精神衛生上もビジネス上もうまく行きますよ。
そういうことで、確定申告を任せた方がいい人、考えてみました。逆に、自分でやってもいいのは、事業規模が小さい場合、ある程度時間的余裕がある場合、土地建物の譲渡がない場合、確定申告が好きもしくは苦にならない場合、でしょうか。とはいえ、ぼくの友人の知り合いが言ってたらしいのですが、「確定申告を自分でしているうちは事業が成功したとはいえない」ということで、確かに、雑なこと専門外なことはその道のプロに任せて自分のビジネスに打ち込めるようになりたいものですね。