実家が家業をしていて、それを引き継ごうという人、結構、多いと思います。じゃあ、どのタイミングで戻るか、ということは結構悩むところだと思います。なので、ここではそれについて考えてみたいと思います。そうそう、前提としては、前任者が健在であるにします。病気に倒れたら、選択の余地なく帰らないといけない、、となってしまいますが。

おそらく、最適なタイミングは、３０代前半かなー。

というのは、２０代と少し早すぎるかなー、という気がします。やっぱり、いきなり家業に戻るより、外での経験はしてきた方がいいから。その外の環境と家業の差が伸びしろであり、自分にとって家業の中での強みになると思います。卒業後入社、となると、そこの環境に染まってしまい、変化に対する志向性が弱まってしまうこともありうるかと思います。

じゃあ、４０代、５０代ならいいのか、、というと、今度は時間が足りなくない、ということになります。つまり、家業の業務や組織の内容をきちんと把握するには、ちょっと時間が少ないかな、、と。業務をやりつつ、トップとしての役割をこなすので、結構、負担がかかります。

ということで、その間をとって、３０代前半なのです。３０代前半であれば、大学卒業等でやく１０年くらいの経験が積めます。それに、３０代前半であればまだまだ若く、家業の業務に腰を据えて取り組むことができます。

とはいえ、家族や自分の仕事の状況で、必ずしも３０代前半で戻れるとも限りません。まあ、２０代でも、４０代でも、やる気になればできるものだし、過度に気にすることはないですよ。