人を見る際には白黒と分ける癖はなくそう

人の見方、どうしていますか?結構、白黒にはっきり分けてしまうことありませんか。つまり、この人は素晴らしくていい人、この人は悪くてダメな人、というように。実はここには、落とし穴があります。今回は、そんなことをば。

白黒分けることは、人の評価基準としては、明確で分かりやすいです。なので、つい、白黒とはっきり分けてしまいたくなることありますよね。

実際に人はそうなのか、というと、そうではないと思います。つまり、どんなに素晴らしく能力がある人でも欠点はあります。また、全てのことに100%自分の見方でいてもらうことはないでしょう。逆に、どんなにダメな人でも何かしらの長所なり好ましい点があるはずです。

そうでない以上、白黒はっきりつけて、この人はいい、この人は悪い、とすると人の本質を見誤ってしまうことになります。また、白とした人はエコ贔屓や崇拝したり、逆に黒とした人については徹底的にやっつけたり無視してしまう、というように、人間関係が歪になる可能性があったりします。特に黒とした人は切り捨ててしまうので、人間関係が狭くなったり不寛容になったりしがちです。

どうすればいいかということですが、グラデーションを持って人を評価する、ということがあります。つまり、白黒ではなく、白と黒の間にグレーを置いて人を評価する。長所と短所、好ましいところそうでないところの両方を把握するようにするといいかなと。

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