値下げをお願いする、当然、購入費用は経費となり、経費を下げるためには必要なことだと思います。ただ、やっぱり、値下げをする時には、細心の注意を払う必要があります。

値下げをお願いする、という行為は、相手にとってあまりいい気分を与えないものです。経済的な面からは、相手から見ると単価の減少、売上の減少をもたらすため、利益を下げてしまいます。また、感情的な面からは、自分の価値を下げられる、具体的に、「お前の商品にはその価値はないよ」と言われていると同じように受け止められます。そうなると、相手先も面白く感じず、関係性が悪化してしまうこともあります。

そのため値下げを行う提案する際には、相手の感情を害さないようにいう、もしくは、関係が切れることを覚悟していう、というどちらかを取ることが必要です。後者の場合は、関係が続いても、経費的には下がるけど、関係性が悪化するためその点を覚悟することが必要です。

値下げは、劇薬な面があり、場合によっては関係性を悪化させたり、切られたりすることもあるので注意が必要です。もちろん、自社の財政状態や受けているサービスの満足度に照らして、値下げをお願いする、ということが必要な場合、というのもあるでしょう。ですが、そういう時には、最新の注意を払って値下げをお願いすることが必要です。