ものを売る、まあ、営業をする、ということですが、営業のテクニックはたくさんあるのですが、その前にとても大切なことが一つあります。今回は、そんなことをば。
それは、自分が売っている商品を愛する、ということです。商品について自信を持つ、ということです。つまり、「こんないい商品をこんな安く売っているので、買わない人はバカだ」くらいな感じで思っておく、ということです。自分の商品に自信があれば、セールストークにも力が入るし、説得力を持って営業することができます。逆に、そこの自信が少ないと、「本当にこの値段で売っていいのか」と弱気になったりとか、罪悪感にかられたりとかして、押し切れなくなってしまい、結果、なかなか、売り上げが伸びないということになります。
もちろん、過信や盲信はまずいのですが、ある程度の客観性、というのは必要になります。ですが、自分でいい、と思うことはものを売るときには必要です。
これは、簡単なことに見えて実は結構難しかったりもします。人間の特性として、悪いところはよく見える、ということがあって、自分の商品の問題がよく見えてしまいます。また、隣の芝生は青い、という言葉もあるように、他者の商品がよく見えて、自分の扱っている商品に自信が持てない、ということもあるでしょう。特に、値段が高い商品の場合は、その値段が高い理由がきちんと納得できていないと、「うちの商品高いんだよなー」という思いが先にきて、ものを売るのが難しくなってしまう、ということもあります。
自分の売っている商品に自信を持つ、ということは必要です。そのためにどうするか、ということは、別途考えてみたい、テーマではあります。