「会計」とはよく聞く言葉ですが、それはいったいなんなのでしょうか?私は以下のようにとらえております。
「会計とは、企業の経済活動を金銭を単位として記録、開示することである。」つまりは、企業がものを売ったり、作ったり、買ったりするような行動を、円単位(あくまでも日本はですが、)で記録して、最後は集計して必要としている人たちに公開する、ということです。
ポイントは「金銭を単位に」というところで、金銭で測れないものは会計の記録単位とはなりません。例えば、スーパー優秀な人がその会社にいる、とかすごい技術力を持っているといったような、価値は会計の記録対象とはなりません。そういう意味では、会計情報だけ見ていても会社のすべてがわかる、というわけではありません。
こういった、欠点もあるのですが、企業の活動は基本的に金銭を介在していることが多いので、金銭という単位による記録というのも合理的なものになると思います。