ある程度、高い役職につくと、職場内で、従業員の行動で「おやっ」と思うことがあるかと思います。明らかな誤りとかミスではなく、問題があるかどうかも明確でなく、どうすればいいか少々戸惑ってしまった時。そういう時はどうしたらいいか、考えてみました。
まず、どうして自分がそう思うかを考えてみます。明確な、ルール違反とか法律違反の場合はあるでしょう。そうでない場合は、社会通念とか、一般常識とか、もしかしたら自分の好みなのかもしれません。その辺りの対応は悩ましいところですよね。
もう少し深堀して、ルールがあるかどうか、法律や規則等によって規制されていないか、ということを考えてみます。あれば、基本的には何がしかの注意をしていくことが必要になります。
ない場合はどうするか、というと、ルールを作るかどうか、ということを考えます。ただ、闇雲にルールを作ると、どんどん、ルールが増えて組織が息苦しくなります。ということは、ルールを作って規制することと、野放しにすることのメリットデメリットを考えて、ルールを作るかどうかを考える。
で、野放しにする場合であれば、それは気にしないようにする、ということになります。逆にルールを作ろう、ということであれば、具体的にルールを定め、それを全体に説明します。
そこまできて、初めて、ルールに反した人に対して注意する、ということになります。それがなく注意する、というのは、さすがにいかがなもんか、です。
ただ、注意したいのは、ルールを作ると作ったり周知したり注意したり、というのができてきます。ですので、できれば、あまりルールは多くない方がいい、というのも一つの真実です。
「おやっ」と思った時は、そんなことも勘案しながら、自分の行動を決めていけるといいのかな、、という感じでしょうか。