旅行3日目の昼、ようやくモンサンミッシェル到着で、バスを降りました。さて、観光。というところですが、おなかが減った、ということで、まずはランチから始まります。
ここで、ガイド付きのツアーを選ぶと、ランチがついてきます。ガイドなしツアーに参加した人は、各自でモンサンミッシェルに向かいます。ガイドありツアーの人は20人くらい、そのうち日本人は私一人です。ガイドの言語が3種類あることからもわかると思いますが、色々な国の人々が参加していました。
ランチの内容は、前菜からはじまり、メインディッシュ、デザートとと本格的なもの。特にメインディッシュはこのあたりでとれる鮭をソテーしたもので私としては、おいしくいただきました。ただ、この鮭、みんなおいしくいただいたか、というとそうではなく、「サーモンはダメなのよ!」といって、メニューを鶏肉のソテーに変更させた方もいらしたようですが。ガイドさんは「メニューは決まっているのでベジタリアンかアレルギーでもないかぎりは変更できない。」といっていたのですが、「とにかくサーモンはだめ。」と言い張ってメニューの変更にいたったようです。
私のとなりでランチをした人は、なんと、アメリカはサンフランシスコのご家族。なんと、以前私が住んでいたあたりに住んでいるということで、ひとしきりそんな話をしました。こんなところで、サンフランシスコの方に会うなんてびっくり。娘さんがパリが働いているようで、それで今回遊びに来たということです。また、息子さんのほうは、モントリオールでサーカスの勉強をしている、なんて話も聞きました。
さて、食事が終わり、いよいよ、観光開始。ガイド付きツアーなのでガイドさんの指示に従いついていきます。バスを降りたところから、モンサンミッシェルまで歩くと30~40分くらいかかるのでシャトルで行きました。そうして、徐々に目的地に近づいてきて、外からの姿に圧巻されます。写真だと、こんな感じ。
バスが手前まで来たので、おります。モンサンミッシェルの構造としては、3階層くらいになっていて下のほうは街、上のほうが修道院となっています。下の方は細い路地があり、それを挟むようにお土産物屋や食堂が並んでいます。
さて、これから、どんどん、修道院をのぼっていきます。結構、急な坂で登るのが大変です。ガイドさんも大変らしく、耳にしているイヤホンから、「ゼエゼエ」という苦しそうな吐息が聞こえてきます。どうやら、登っている時にマイクをオフにしていなかったようですね。そうこうしていると、修道院の入り口付近に到着。すると、なにやら参加者の人がガイドさんに食ってかかっています。注意して聞いてみると、「あなたのゼエゼエという吐息が耳障りなのよ!」と詰め寄っているので、ガイドさんも恐縮したようですで、「O.K. understad, 坂を上る時はマイクをきっておきます…。」と、返事をしていました。
さて、修道院の中に入ります。まずは屋上にあがりそこから降りていくような感じで巡っていきます。上から景色がみおろせるので、結構、いい感じの雰囲気です。写真で見るとこんな感じ。
後は、修道院を中を順次歩いて回っていきます。ガイドさんの説明を聞きつつ、一緒のツアーの子と写真をとりあったり、しながら歩いています。中の様子はこんな感じ。石造りで厳かな空気が漂っています。
さて、一通りガイドさんの説明が終わり、自由行動となります。ここからは歩いて各自、4時30分をめどにツアーのバスに向かいます。私は一人ふらっとのんびり歩きながら、ツアーのバスに向かいます。外に出るとこんな感じで演奏している人がいたのでパシャリ。
帰りは、シャトルに乗らず、歩いて帰ったのですが、意外と遠かったので、やっぱり乗ればよかったと後悔しながら歩きました。ちなみにシャトルはこんな感じですね。
馬車もあるようです。
で、バスにつき、パリへ戻ります。バスの窓からとったモンサンミッシェルはこんな感じ。やっぱり絵になりますね。
やっぱり、帰路も4時間、途中でサービスエリアによりつつ、パリに戻ります。パリに着いたのが、夜9時くらい。日本だと暗いのですが、こちらだとまだ明るいようです。
これで、3日目は終わり。次の日はノートルダム寺院を見に行きます。