イタリア街歩き記⑪~ムラーノ島でガラス細工を見よう!

さてと、話を戻して、観光の話を続けます。アカデミア地区を見た後は、ムラーノ島へ向かいます。

ムラーノ島、ベネチアングラスを使った工芸品の工房が集約された島です。海の都の物語によると、「火をあつかうために火事の危険が多く、そのたびに街中に火が広がることを恐れた政府によって、十三世紀に、ガラス工房はすべて、ムラノ島にひとまとめに集められていたのである。」という経緯があるようで、その名残で今に至っているようです。

ムラーノ島は離島であるため、本島からは船で向かいます。そのため、アカデミアから街歩きを兼ね、歩いてサンマルコ広場に向かいます。そして、その船着き場からいよいよムラーノ島へ出発進行。ムラーノ島へはヴァポレットでだいたい30分くらい。島沿いではないので、船で走っている風景がいつもとは若干ことなります。

そうこうする間に、ムラーノ島に到着。まずは、人の流れに乗って歩いてみると、そこは、ガラス工房。ガラス細工の作り方を見せてくれるそうで、10分くらいそれを見ます。こんな感じで職人さんがガラス細工をつくっています。

ムラーノ島の一番の目玉は、ガラス博物館。ここには、色々ときれいで荘麗なガラス細工が展示されています。まあ、ガラス細工といえば、町中にガラス細工を売っているお土産物屋さんがあり、そこでも目を楽しませてくれます。僕も、いくつかガラス細工やさんに立ち寄り、お土産用に4点ほど買ってきました。それが、以下のようになります。

ムラーノ島も観光地なので、観光客がそれなりにはいるのですが、本島ほどではありません。特に、本島には、うようよいた、団体客がここではほとんど姿を見せないので、その分、落ち着いた雰囲気になっています。

さらに、ムラーノ島の海岸沿いから少し入ったところだと、観光客が来ることはあまり想定されていないようで、スーパーがあったり、閑静な住宅地が広がったりもしています。

ムラーノ島観光はこんなところでしょうか。また、帰りもヴァポレットに乗り、本島に戻ります。

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