今年で5回目となる下町ぶらり音楽祭。私が、訪れるようになってから3回目となります。少しのその状況をまとめてみるようにしました。
音楽祭の概要
この下町ぶらり音楽祭は9月か10月の祝日に南千住で行われる演奏会です。南千住にある5つの会場にてそれぞれの音楽家の方が配置され、30分サイクルごとに演奏を行います。お昼過ぎ頃から始まり最終の演奏が6時ちょっと前くらいに終わります。観客の方は1回券を買うこともできるし、5会場共通のパスポートを買うことができます。金額的には5会場共通のパスポートのほうがお得なので、こちらをお買い求めになる方も多いです。
演奏会の会場
実は、この演奏会、会場が少し変わっています。場所は中学校のちょっとしたスペース、お蕎麦屋さんの2階にある座敷、営業を停止した銭湯、お寺の講堂、南千住駅前のロータリー前の5か所。ロータリー前は屋外ということもあり、多くの人が立ち止まって見ていきます。普段だと、なかなか、演奏会をする、という感じではないですよね。でも、そこが新鮮でとても面白く感じます。
また、演奏会場は、少し距離があったりもします(だいたい徒歩5~10分程度)。そこを歩くことによって、南千住の街歩きを同時にすることができる、という、街歩きと演奏会がセットになったような企画です。
音楽家の方たち
音楽家の方たちも充実しています。普通、こういうイベントだと、発表会的なイベントが多くて、趣味でされている方が参加することが多かったりもします。ところが、こちらでは、若干趣は異なり、それぞれに活躍されているプロの方が出演されています。
また、各会場で音楽や楽器の種類が異なります。2015年は、スティールパン(ドラム缶でできた太鼓みたいな楽器)、ピアノ、バロック(チェンバロ、チェロ)、邦楽(尺八、ギター)、声楽の5種類。なお、プログラムは全ての会場を回れるようになっております。
まとめ
演奏会は色々なところであるのですが、こういう会場設定で演奏会をしているところはあまりないと思います。毎年開催されている催しものなので、お時間の都合がつけば是非訪れてみてください。ちなみに、ホームページのリンクは以下となります。
http://www.senju-sumidagawa.org/pg909.html