人を信じることは投資である

信じる、ということは大切なことですが、非常に難しいです。信じすぎても、信じなさすぎても、よくないです。それって、投資みたいだな、、と思いました。今回はそんなことをば。

信じれば騙されるとか、うまくいかない、ということありますよね。結婚でも、友情でも、ビジネスでも、「この人となら」と思い、組んでみたら、騙されてしまったとか。あと、医者や専門家で、「この人なら大丈夫だろう」と思い、頼んだら、ポンコツで損を被ってしまったとか。信じて痛い目を見る、ということは往々にしてあることです。

じゃあ、懐疑心を高く持って、とにかく、人を信じない、としたらどうでしょう。多分、これはこれで人生が行き詰まってしまいます。まず、人を疑うことはとんでもなくコストがかかります。ヤブ医者かもしれないから医者にかからない、浮気されるかもしれないから結婚しない、その人の教えに従ってもうまくいかないかもしれないので斜に構える。こんなことをしていたら、人と表層的な関係しか持てず、何でも自己流となるので、うまくいかないのです。やっぱり、信じるものは救われる、というように、きちんと信じて委ねることによってこそ、前に進む、ということありますよね。

じゃあ、どうやって、「信じる」ということをすればいいか。それは、おそらく、何かに投資する、と同じようになるかもしれません。まず、信じる対象ときちんと調べる。それは評判を聞く、ネット等で調べる、会って話をしてみる、職業や年齢等の属性情報を確認する。そうやって、その人が信じるに足る人かどうかを吟味していきます。投資対象を慎重に検討する、という感じですかね。

じゃあ、この人は信じられるにたりそうだ、、思ったら、エイッと信じてみる。信じてみて、その人の言葉に従ってみる。信じるのは怖く、日和そうになるけども、これと思ったら信じる。まあ、少しずつ信じて、徐々に深く信じるようにしてもOKです。投資もどんなに調べても、不確実性が残るので、どこかでえいや、しかない、と同じです。少しずつ、というのは、インデックス投資がそれに近いかもしれない。

で、信じたら信じぱなしでいいのか、というと、そうでもありません。しばらく、突き進んでみたら、現在の状況を確認してみるのも大切。で、やっぱり、違うな、、と思ったら、距離をとっていく。これは、投資をしていて、途中で投資成果を見たり、時として損切りをしてみるのに近いです。

ということで、信じる、ということは、投資にちかいな、と思います。別の言い方をすると、リスクをとるということです。リスクを取ると損をすることはあるけど、リスクを取らないと先に進めない、ということで信じることも慎重に時としてえいっ、ということも必要なのです。

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