人はさまざまな権利を持っていますが、その権利をどう主張するか、というのは意外と難しいところです。特に、自分と相手、周囲の権利がコンフリクトすること、ありますよね。そんな中で、どう、自分の権利を主張した方がいいか、考えてみました。

まずは、勇気を持って権利を主張することが大切です。結局、権利を主張しないと、気づいてもらえないし、気づいてもらえなければ、自分が我慢するだけで終わってしまいます。もちろん、権利を主張した後では、調整をしないといけないこともありますでしょうし、また、揉めることがあるかもしれませんが、でも、言わないと始まらない、ということがあります。まあ、法律論でいうところの権利に眠るものは救われない、ということです。場合によっては、上司の上司とか、外部機関とか、そういったところとも強調することも必要なこともあるでしょう。

ですが、そこで大切になるのが主張の仕方です。自分が正しい、とか、あなたの方が間違っている、と思うこと、当然あるでしょう。ですが、それをそのまま相手にぶつけると、うまくいかないことが多いです。仮に、自分が正しくても、なかなか受け入れ難い、ということはありますからね。なので、時として、若干、柔らかかったり、もしくは、下手に出たりすることも必要でしょう。逆にあえて強く言うと言うことも必要な場合もあります。つまり、ストレートに思ったことを言うのではなく、どうやったらうまく受け入れてもらえるか、ということを考えてコミュニケーションを図ると言うことが真に求められるわけです。

それと、自分にある義務を果たす、ということになります。権利ばかり主張して、義務をはたさない、と言う人、人からそして社会からも受け入れられないですよね。そんな人、自分の周りにいたらいやですよね。なので、権利を主張するのであれば、義務もきちんと履行すると言うことは必要です。

あとは、時として、自分が折れる、と言うこと、必要な時はありますよ、やっぱり。なので、そこはうまく、空気を読み、できなさそうなら、控える、ということも望まれます。

ということで、自分の持つ権利をどう主張するか考えてみました。勇気を持って主張するとともに、その方法は慎重に考えることが必要だ、ということになります。「