これはと思う人を採用するためには

最近、少し人事のことについて考えることがあります。今回は、その中でも採用について考えてみます。なかなか、奥深いテーマですのよ。

まず、よく言われることとして、採用と営業は同じような面がある、ということです。営業をするには自社の商品を魅力的にすること、と、それをきちんと買い手に伝えること、が必要です。それとともに、採用についても、自社にあった人に「入社したい」と思わせること、と、それをきちんと就職活動者に伝えることが大切になってきます。そうそう、営業の時にどういう人に買ってもらいたいか、というペルソナを設定することと同様に、どういう人を雇いたいか、というペルソナを想定することが必要なのです。

あとは、特に社長であれば、この人自身の魅力、というのも大きなPRポイントになります。その人が、「一緒に働こうよ!」と言って、すぐに「はい!」となれば、まあ、採用は苦労しないでしょう。そのためには、その人の人間的魅力が高く、「この人と働きたい」と思わせることと、安心感を醸し出し「この人と一緒にいれば安心だ」という感じさせることが必要です。かなりハードルが高いのですが、これができると非常に強いですね。

あとは、採用する人の選考基準です。いくつかの基準はあると思いますが、最後は、「その人と一緒に働きたいか」ということでしょう。これは、面接をしているときもそうです。もし、その人が自分の部下となってもいい、と思える人に対してOKを出したいもの。最終的にはフィーリング、というか、直感に頼ってえいっや、と決めてしまうことになるでしょう。

ということは、今回は採用について考えてみました。小手先のテクニックより、入社したいと思わせて、その中から「これは」という人を選べるといいですね。

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