従業員に新しいことをしてもらうために

従業員に新しいことをしてもらう、というのは、結構、難しかったりします。場合によっては、いつの間にか古い方法に戻っていたりもします。どうやって、それを動かしていくのか考えてみます。

従業員にとって今までと同じことをしていた方が楽なんです。新しいことをするのは、意味がわからないし、面倒だし、失敗が不安だし、なかなか重たいのです。なので、号令だけで、させようとするのは、結構、難しいです。どうすればいいか、、というと、上述の理由を一つずつ潰していくことが必要です。

なので、まずは、新しいことをする意味を伝える、ということになります。なぜ、新しい方法を導入するのか、、ということですね。理由がきちんと腹落ちすると動きやすくなります。

その次に、動機付ける、ということが必要になってくる。面倒くさいので動かない、、ということを動かすことが必要になってきます。例えば、評価軸の設定、モニタリング(監視)、ビジョンとの紐付け、インセンティブ、罰則、といったあたり。新しいことをした人がメリットを受けれる(しない人がデメリットを受ける)状況になれば、新しいことに取り組んでいくことでしょう。

それと手厚いサポートが必要。新しいことをするのは誰しも不安に思うところです。それを解消するような、サポート体制をきちんと整備・運用することが必要でしょう。また、チャレンジの上での失敗は咎めない、として、過度な不安は感じないようにしてあげる。

それと、最後に必要なのは、率先垂範。もちろん、経営者と従業員は業務がかぶっているわけではないので、経営者の役割分担として率先垂範できるとは限りません。ですが、自分も動くようなことがあれば、率先して動いて、従業員の手本になる、ということは大切だと思います。

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