以前の投稿で、「新人だから、、」と言うのはまずいのでは、、という話をしました。今回は、それを受けて新人であっても臆せずにお客さんと堂々と向き合うためにどうすればいいか、考えてみました。なかなか、難しい課題ではありますが、不安さを緩和させる手段はいくつかあります。
まずは、自信を持つこと、です。それができたら苦労はしないよ、です。ただ、心に留めておいた方がいいのは、「この中で、この課題について一番知っているのは自分である。」ということです。営業の場で、商談をする場合は、その商品については自分がよく知っているわけです。新人であっても、半年もやればそれなりな知識はついてきて、それを専門としていない人との議論では負けることはないでしょう。
あとは、ある程度は、「わからない」と言ってもいい。最初のうちは、「出てきた質問に全部答えないといけないのでは、、」という強迫観念を抱きがちです。ですが、そんなことはありません。ベテランであっても、その場でパッとは答えられないことがままあります。そういう時は、「パッとは出てこないので、後で確認して連絡します。」と言っておけば、大丈夫です。この場合に大切なこととして、「後で連絡する」と言ったことは絶対に後で連絡することです。これを怠ると、先方で、不信感が芽生えることになります。
それと、お客さんと自分との情報の差を意識する、ということです。新人だと、「こんなことは相手も知っているのではないか。」と考えがちです。そうすると、早口になりがちです。さらに焦ると、もっと、口調が早くなってしまいます。一方でお客さんにとっては、初めてのことなので、早口になると理解できなくなる。そうすると表情も重くなる。ということです。
最後は、はったり。心の中でびびっていても、表情には出さない、ということ。不安げな雰囲気や表情をするとお客さんにもそれがうつって不安になります。なので、平然とした雰囲気を作る、ということも必要でしょう。
ということで、新人さんでも堂々としていられる方策を考えてみました。参考にしていただければと。