人からなにかされたときに、その人をつい恨んでしまうこともあります。その人のために恨みを捨てる、のではなく、自分のためにも恨みを捨てた方がいい、と思うことはあります。
心に蓄積する
恨み、という感情を持つと、心の中に負の感情が蓄積し続けることになります。特に恨みが大きい場合には、そのことがずーっと心に残り、いつもいつもそのことを感じながら生き続けることになります。それって、結構、精神的には負担になり続け、結構辛かったりもします。
逆を言えば、恨みを捨てることができれば、そこから派生する負の感情も捨てることができるのではないかな、と考えることがあります。
行動が制限される
恨みを持った場合、通常、その人とは会いたくなくなります。そうすると、その人に合わないように行動するため、行動が制約されてしまいます。その結果、本当は自分はこういう風な行動をしたいのに、それができなくなってしまう、というのは大きなマイナスです。
もし、そのことを水に流すことができるのであれば、行動の制約が減り、より自分がありたいようにあれるのでは、とも思います。
前向きではなくなる
恨みを持つ原因ということは過去にあります。つまり、恨みを持つ、ということは自分の意識を過去に飛ばしているとも言えます。このように過去に目を向けていると、将来のことがなかなか見えなくなります。人生において大切なのは、未来であり過去ではない、ので、そちらのほうに目がいってしまうのはちょっともったいない。やっぱり、恨みはどこかでさらりと流して、未来を向いて歩ければ素敵だなぁ、と思います。
まとめ
逆恨み、ということも含め、人間逆境にあると人を恨む、傾向にあります。もちろん、内容によっては到底許されないこともあるかもしれません。ただし、うまく恨みを流せたほうが、人生楽にいきることができるのではないか、と思います。