レストランで食事を出すとき、どんなことを気をつけますか。美味しい、とか、リーズナブルな値段で出せる、とか、雰囲気とかいくつかあると思います。その中で、見落とされがちですが、結構、大切なことがあります。今回は、そんなことをば。
それは、デリバリー。つまり、どのくらいのスピードで食事が出てくるか、ということです。特に、期待されるより、時間が経ってしまうと、お客さん側の不満、というのは、結構、大きくなります。早すぎるのも、逆にまずいので、まさに適当(appropriate)な速度でデリバリーすることが必要でしょう。
で、どの程度のスピードにするか、というのは、状況によりけりです。一般的には、安いものほど早い方が良くて、高いものはゆっくりとする、ということだと思います。特に安い場合は、早くサーブしないと回転率が悪くなってしまいます。値段が高い場合は、ゆっくりと楽しむ、というのが客側の期待となりますので、そういう時はデリバリーは比較的ゆっくりでも大丈夫です。
実は、このデリバリー、結構、疎かになってしまうケースが多いです。特に、レストランのオープンしたてとか、味や見た目は、いいけど、デリバリーがいまいちでイライラしてしまう、ということ、多いようです。また、従業員が急に休んだ時もデリバリーは悪くなってしまいます。
適切と期待される速度でデリバリーしたいものです。そのためにも、メニュー構成、事前準備、段取り、等等を綿密にして、ある一定のデリバリーの速度を保ちたいものです。