IT、業務でも生活でも強い味方です。ネットで無尽蔵に情報収集できるし、オンライン取引では店舗等に足を運ばなくても取引できる、また、計算や翻訳もパワフルにこなします。そんな、IT、効率的に使いこなすには、少々、コツがいります。今回は、そんなことをば。
それは、入力と出力を丁寧にすること。
結局、ITは入力で命令を与え、それに基づき結果を出力します。まさに入りと出、なのです。ここで、入りの方はITがきちんと動くような命令を与える。出力については出力された結果が適切なのか判断する、ということが必要です。入力がテキトーだったり、出力を無条件に信じてしまうと、ぎゃあ、となることもあります。
例えば、検索エンジンで考えてみますね。検索エンジンを走らせる場合、検索ワードや探し方によっては、大量に結果が出てきてしまい自分がほしい情報になかなか辿り着けない、もしくは、出てきた情報が少なすぎてこれまた適切な結果に辿り着けない、ということがあります。これを防ぐには、検索ワードや検索方法をきちんと行う必要があります。つまり、検索ワードという入力をきちんと制御してあげる、わけです。
出てきた結果をそのまま信じていいか、と言われると必ずしもそうではない。そこには、嘘だったり、悪意はなくても誤りだったり、あと古かったり、ということもあります。あとは、正しくても理解が難しかったり、出てきた情報を誤解してしまうこともあるでしょう。こんな場合は、きちんと情報の信頼性や時期、わかりやすさ、真実性などを検討して、きちんと質が担保されていると判断した情報のみを採用すべきです。
他のITも同じ。Chat GPTであれ、翻訳ソフトであれ、会計ソフトであれ、きちんと入力し、かつ出てきたものをきちんとチェックする、それにより、ITの生み出す結果のクオリティが高まる、ということになります。