稼働時間、勤怠の管理やプロジェクトの管理では、必要不可欠なことです。やっぱり、数字で表現されたほうが、理解しやすく、かつ、客観的に勤怠やプロジェクトの状況を把握できます。ですが、そこには、やっぱり、落とし穴もあります。今回はそんなことをば。
まず、そこに入力された時間が正確である、とは限りません。入力をする人の判断なので、ぶれが生じることがあります。ブレというと、人によって時間を多めに入力する、もしくは、少なめに入力する、ということがあります。また、もちろん、誤入力ということもあります。なので、そこに入力された稼働時間が正しい、とは限りません。
あとは、稼働時間は、担当者の能力でも異なりますし、業務やプロジェクトの状況によっても異なります。単純に、多くの稼働が発生しているから、不効率な業務、問題のあるプロジェクト、、とは限りません。その要因の分析や、誰の責に帰すべきか、は慎重に判断することが必要です。
それと、稼働時間で評価したり、罰則を与える、ということがあると、正確な入力を阻害します。まあ、あまり多くこの業務に時間を付けると報告する義務が生じる、とか、悪い評価となってしまう、ということになると、その業務に時間をつけない・つけさせない、あまつさえは残業をつけない・認めない、という誘因となってしまいます。そうなると、そこに入力された稼働時間は明らかに不正確となり、それをもとに判断を行うと、誤った判断となってしまいます。
これらを防ぐためにどうするか。まずは、稼働時間を絶対視しすぎない。誤っている可能性を考えたり、業務やプロジェクト等の状況を観察し、別の状況や証拠により稼働の状況というのを推察します。また、稼働時間に基づく評価は慎重に行い、不正確な入力がなされないように留意ことも必要でしょう。
稼働時間というのは、業務やプロジェクトを評価するにあたって非常に優れた指標となります。ですが、それに依存するのは、やっぱり、まずく、うまくバランスをとっていくことが必要です。