そもそも、起業や会社設立で事業を始める、とか、会社とかで新規事業への進出、ということがあるかと思います。どうやって、その事業をするかどうか、考える基準の一つとして、連続性、ということを考えてみます。

まあ、事業を選ぶ際は、例えば、流行っている事業とか、儲かりそうな事業、ということが目に浮かぶと思います。ですが、流行っている事業、儲かりそうな事業、というのは、誰もがやりたがることです。ですので、その流れに乗ってたどり着くのは、単なるレッドオーシャンで、激しい競争にさらされることになってしまいます。もちろん、うまく時流に乗れて支配的なポジションにつければ、かなりうまくいくだろうな、とは思います。

それともう一つは、連続性です。つまり、今まで自分がしていたこと、もしくは、自社がしてきた事業とのつながり、というものを考える必要があります。そのつながりがあればあるほど他の人が真似をしにくい。まあ、その事業が生み出す、プロダクトそのものに全くニーズがない、、と言われるとダメですが、ある程度の需要があれば、そこで戦えます。また、流行っていることに、自社の強みを添加できれば、ある意味無敵、ということができます。

つまり、新しい事業を乗り出す際には、既存の事業から離れたところにポーンと飛ぶのではなく、近い領域から少しずつ、拡大させていく方が、強い、と考えられます。