先日、実家でとある掃除系のサービスをお願いしました。そこの営業が素敵だったので、今回はここで取り上げてみます。
先日、実家でとある掃除系のサービスをお願いします。そこは、掃除をしていたのは2時間30分程度で、特殊技能や特殊な機器を使っているところもあったのですが、思ったよりは安かった。その掃除の過程の中で家の様子を見てもらったところで、実はここはこういう状況になっていて、こうした方がいいですよ、という提案がありました。それで見積もりももらったのですが、こちらはまあまあいい金額がします。ですが、必要かなー、ということになっており、まだ、発注はしていないのですが、おそらくそのうち発注すると思います。
どこが上手だったか、というところですが、まずは入口のサービスが安い、ということです。そこで受注しておいて、そのプロセスの中で問題点を発見して、そこから提案し営業に繋げていく、ということです。ポイントは入り口が入りやすくなっている、ということです。
次は、提案の速度が早い。掃除に来たのは午前中、掃除の終わりに結果報告ということで、見た状況の説明と追加サービスの提案がありました。そして、午後には追加サービスの見積もりの説明に来たのは午後です。これが時間をおくと、熱が冷めてしまいます。なので、鉄は熱いうちに打て、ということで説明に来るのは流石です。
あとは、答えを急かさない。予約がいっぱい、とか、あと残りわずか、みたいな煽られ方をすると、逆に不安に感じてしまいます。その場では回答を求めず、2〜3日と時間を置いたのはよかったと思います。もしかしたら、エレガントにその場でクロージングできた方がいいのでしょうけど、そこにはリスクが伴いますからね。
最後に、信頼性を確保していることです。これだけだと、「本当にこの人は信用できるのか」と思ってしまいます。かなり、エレガントに話を進めるので、怪しいと思ってしまいますよね。ですが、契約者と実際の作業者が信頼できそうという印象を持ちました。ぼくの方でも、疑って、契約者や作業者の身元を確認し、会社だったのでホームページを確認し、作業者の事務所にも行ってみて、さらに実際の担当者の様子も吟味し、まあ、大丈夫そうかな、と思ってはいます。そうやって、信頼感を打ち出せるのが重要かな、といったところでしょう。
久しぶりにエレガントな営業が見れてやや興奮しています。少し見習って考えを詰めていければと。