過去を振り返りながら、海外との関わりを考えてみる~語学留学の効用って?

語学留学、語学を勉強するための一つの手段です。とはいえ、語学留学に行けば必ず英語がうまくなるか、というと、必ずしもそうとはいえないんじゃないかな~、とも思います。今回はそんなことをつらつらと書いてみました。

私は、過去に2回ほど、語学留学にでかけたことがあります。1回目はカナダ(トロント)、2回目はイギリス(オックスフォード)となります。そこで、英語が上達したか、といえば多少はできるようになったかもですが、反省することは多々あるかなー、というところです。

まず、留学すれば英語ができるのではなく、勉強するから英語ができる、ということです。まあ、留学すれば、日本にいるよりは英語に接する時間、勉強する時間は増えるのでそういった観点からは効果はあります。でも、逃げ道もいっぱいあって、だいたい日本人はどこにでもいるし、日本語でネットとかもいくらでも見れてしまうし。逃げてしまうとその分英語の勉強はできないので、頑張る必要はあるのですが、ずっと英語と接すると疲れるといえば疲れるのでそのバランスはうまく考える必要があります。

語学留学だと、時期によっては、日本人しかクラスにいないことがあります。カナダのときは10人中9人が日本人。そこであった人は面白い人も多かったのですが、せっかく、カナダにいってこれか、、と思ってしまいました。イギリスの時は10人中5人が日本人なので、やっぱりこっちのほうがよかったかな。自分も日本人である以上、なかなか、日本人から離れるのは難しいのですが、やっぱり時期とか場所とかで日本人が来ないようなところを選ぶといいかな。カナダ、アメリカよりはイギリスのほうがヨーロッパから来る人が多いので、日本人だけ、というのはさけられるかとも。パンフレットの一番最初にでかでかとのるようなスクールだと、日本人は多くなってしまうでしょう。多分。

後は、自分の英語のできなさを認識すること。どうしても、自分の言いたいことが表現できない、とか、相手の言っていることが聞き取れない、ということが発生します。日本で英語を勉強していてもそうなのですが、留学に出るとこういうことが非常に多くなり、結構ストレスはたまります。でも、こうやって感じることにより、帰国後「英語を頑張ろう!」と思えるようになり、今後の英語学習に対するモチベーションは高まります。こうやって、英語を頑張ろう、と思えるようになることが語学留学での一つの成果になるのでは、と感じているところです。

というわけで、語学留学についてまとめてみました。やっぱり、単に留学する、のではなく、きちんと勉強なりなんなりをしたほうがいい、という当たり前な展開になってしまいました。でも、英語のできなさを認識する、というのは結構大きな語学留学のメリットではないかな、、と思います。

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