会計事務所、会社を経営されている人だったら、結構、親しみがあるところだと思います。よくよく考えると、会計事務所とかかりつけ医は役割が似てるのですよね。今回はそんなことをば。
まず、会計事務所では、会社の財務数値を見ていること。再頻で毎月、どんなに間隔があいても年1回は見ています。どういうことか、というと、会社の経営の健康診断をそのタイミングでしている、ということに他なりません。経営数値がまさに会社の状況を表しているわけですからね。
それと、何かあった時の相談相手になります。会計事務所では数字を見ていることにより、会社の内情にも通じるようになります。そうすると、なにかあった時に、会社のほうでも相談しやすいのです。特に、月次で訪問している場合は、距離感もそれなりに近いので余計に相談しやすい。
あとは、他の士業への紹介ということもできます。話を聞いたうえで、例えば、法律の問題であれば弁護士に、登記や遺言であれば司法書士、社会保険関係であれば社会保険労務士へ話をつなぐ、ということがあります。これは、単に紹介するだけのこともあるし、同席することもあります。つまり、専門分野は他の士業に紹介するのですが、その前捌きを会計事務所でするわけです。
特に、会社の場合は個人の場合と比べて制度が複雑なので、一人だと大変な面があります。なので、 個人事業主の場合であればともかく、会社になった場合は会計事務所にお願いするというのが自然な流れになるのかな、、と思うところです。
ということで、会計事務所は会社にとってかかりつけ医と同じような役割を果たします。ということで、会計事務所とは末永く仲良くつきあいたいものですね。