ポーカー、代表的なトランプのゲームであるため、多くの人が知っていると思います。ここでは、その考え方が人生にどう生きるか考えてみます。まずは、時には自分の手札が弱くても勝負すべき、ということから。
当たり前ですが、ポーカーの相手は自分の手札はわかりません。なので、表情、態度、切ったカード、かけた金額の額で、自分の手を類推してきます。その結果、降りるのか、勝負にくるのか決めます。
つまり、判断基準としては、単純に自分の手があるだけではなく、相手の手の内がどうなっているか、という要素があります。そのため、例え、自分の手がワンペアでも相手がフルハウスと予測すれば降りてくる、ということもあります。
とすれば、ポーカーに勝つには自分の手と相手の手だけではなく、相手が自分の手をどう見ているか、ということを考える必要があります。さすれば、自分の手がワンペアであっても、相手がそれ以上と読んでくる状況であれば、勝負に出るというのも妥当な選択肢とあいなります。
この場合、精神的には相当ストレスです。だって、自分の手はワンペアなんですよ。相手が少しでも、手が入っていて、勝負に来られたら負けちゃいますよ。それが、自分の側ではわかるの結構辛いものがあります。でも、ワンペアで勝負に出るべき、と判断したらストレスに耐えてその判断に殉じることも時には大切です。
これは、ポーカー以外の一般的な世の中でも成り立ちます。相手が勝負に来たらこっちの負けだな~、降りちゃおうかな。でも、相手はどうも踏み込んでこなさそうなので、突っ張ってしまったほうがいい、こと。もちろん、相手が勝負にくるかもしれないし、そうすると負けてしまいます。でも、そこを頑張って勝負にいくことで光明が見えることもあるでしょう。
というわけで、勝負に来たら負ける、、と思うことでも、相手が降りることを読んで突っ張るということが必要になることもあります。こういう時必要なことは、相手の状況や心情を読むということと、ストレスに耐えるということ。このとき、相手が勝負に来た時のコンティンジェンシーがあると、ストレスが軽減されることでしょう。