アマチュア養蜂家養成講座3回目を受講いたしまして

今回、友人の滝田さんが主催しているアマチュア養蜂家養成講座を受講しました。全3回あるうちの3回目となります。その時の様子をまとめてみました。

浜金谷にてアマチュア養蜂家養成講座、全3回にわたり催行されました。講師をいただくのは飯倉先生、企画したのが上にも挙げた滝田さんとなります。前回、蜜箱を10個程度設置し、そのうち2箱に蜂が巣をつくっていました。

3回目となる今回は、まず、みつばち(日本蜜蜂です)の巣を上下ひっくり返すことから始まりました。そうすると、蜜蜂の習性として上に行く傾向があり、また、上側にハチミツがたまるので下にすることにより、蜂にあまりダメージを与えずにハチミツが取れるようです。もちろん、蜂の巣に近づくので、こんな感じで防護服をきていきます。

2016/ 7/23 13:37

 

ひっくり返してから蜂が上にいくまでに時間がかかる、ということなので、その間、飯倉先生の養蜂に関する講義を聞きました。色々とお話いただいた中で、まとめとして、養蜂家はbee hunterではなく、beekeeperであり、蜂を守ることが仕事だ、ということと、それを広げていくと里山保全まで対象領域になってくる、ということが印象てきでした。

さて、蜂の巣をひっくり返してから、ハチミツをとります。その時の状況がこちら。蜂が巣の周りにたくさんいます。そのため、近づいている人も防護服を着ているのですが、中には防護服を着ずに近づいている人も。

2016/ 7/23 14:31

 

ちょっと、柔らかくて蜂の巣が壊れてしまったようです。それはそれとして、採取した蜜を丸ごと食べる、ハチの巣をそのまま、通称、ハチミツステーキを食することに。これ、実は2年目以降の蜂の巣は幼虫を育てる等の要因で汚れてしまうらしく、食べることができるのは今回だけのようです。これの甘いこと甘いこと、感動的なのでした。

2016/ 7/23 14:46

 

さて、その後、もう片方の箱からも蜜を採取して、いよいよ、蜜をしぼります。器具は、本格的なものを買うと30,000円くらいするらしいですが、ホームセンターで売っているもので手作りもできるようで、これだと5,000円はかからなかったとのこと。プラスチックの箱と、蛇口みたいなものと、三角コーナーにつけるビニール袋(不識布)で作ります。で、ハチの巣を壊し、徐々に落ちてくるのは待つ、ということになります。

2016/ 7/23 15:47

 

蜜がある程度落ちたら、最後にびんづめをして、一丁あがり。若干、糖度は低いようですが、立派なハチミツができました。これを参加者の方々で山分けをして、今日の授業は終わり。私も一瓶いただきました!

2016/ 7/24 20:38

 

この他、ハチミツとゴルゴンゾーラチーズのピザを作っていただいたりし、思う存分ハチミツを楽しみました。飯倉先生、滝田さん今回はどうもありがとうございました!

料理/食