世間の流れ、早いですよね。そこについていくこと、必要かもしれませんが、結構、疲れることでもあります。そこをどう取り扱うか考えてみました。
人と話が合わないといけない、そのためには、流行についていかなければ、という風に考えがちですよね。で、どうするかというと、テレビやネットで流行をおってしまう。そこに楽しみを見いだせればいいのですが、必ずしもそうとも限らず、充足しないと思ってしまうこともありますよね。
なぜ、人の話に合わせにかかってしまうのか。それは、子供の時の経験が影響していると思うのです。子供の世界は狭い。小学生であれば、自分の世界は、クラスや近所しかない人も多いでしょう。そんな中、生きていかないといけないので、周りに合わせないといけない。そうすると、教室での流行りとかそういうことに敏感にならないと生きていけない、ということです。
とはいえ、周囲に合わせるのは辛い、ということがあります。自分は自分のやりたいことや嗜好があるので、それを追いかけたい、という気持ちもあるでしょう。その場合、同じ趣味や嗜好を持つ人を探す、ということがあります。イベントに出る、コミュニティを探す/作る、等々。特に最近はネットが発達しているので、イベントやコミュニティの探索は簡単ですし、また、自ら情報発信して自己主張や仲間探しもできたりします。
背景としては、大人の行動力、世界の広さというのがあります。より、自分にあった世界を探しやすい、ということになること。なので、少しでも自分にあった世界を選べます。もちろん、職場とか完全に自分の思うとおりになることは少ない。ですが、サークルやコミュニティは選べますし、職場だって住所だって変えることができます。これ、自分の周辺を変えることができない、子供の時の状況と比べると格段に恵まれている、と思いませんか?