「この人、お金を持っているはずなのに、つましい暮らしをしているよね。」と感じることありませんか。一部に、金をガンガン使う人もいますが、そうではないケースのほうが多いのでは。そんなことについて書いてみます。自分自身はさほど金持ちではないのですが、自分が見てきた中でどういう人がお金を持つようになるか少し考えてみました。
お金、というものは不思議なもので、使おうと思えば「あっ」という間に無くなってしまいます。少し、気を緩めて贅沢したり、買物したりするとなくなります。また、時間がたてば生活水準はどんどん高くなり、徐々にお金がなくなっていく、ということもあるでしょう。そこをふまえて、一定のコントロールをかけれる人は、お金を貯めることができて、そこのコントロールが甘いとお金はいつまでたってもなくなりません。僕自身は、このコントロールが甘く、いまいちお金がたまらないのですが。
「意思を持ってお金を使っているか。」ということも大切。必要最小限しかお金を使わなければ、多少はたまるかもしれませんが、そこには限度があるし、お金を使わない、というのも自分の世界が閉じてしまいます。特に、金持ちを言われる人は、「投資」ということを意識しているのでは。同じ10,000円でも、それをパチンコ、たばこ、酒、ゲームに使ってしまうか、それとも、本を読む、金融資産を買う、セミナーを受ける、人脈のために投資する、ということで結果が変わってしまう。ここで、金持ちは、「自分が使う。」と決めたところ以外ではお金を使わないので、はたからみるとケチに見える、と。
最後は、自己イメージであり、周りの目にどう映るか、ということを意識していることもあります。「お金を湯水のように使う。」ということは、はたから見ていて見苦しかったりします。また、「お金がある」ということが周囲にしれると、犯罪のターゲットになる、という可能性もあります。むしろ、生活をつましくしている、ほうが余計な妬みを買わず、むしろ、周囲にいい印象を与えるので、「お金を使わない」ように見せる、という、スタイルをとっている人もいるのでは。
「お金もち」になるには、お金に対するコントロール感を持ち、意思を持って使う。意思の向き先が投資に向かうと、お金もちになれるし、そうでなくても「趣味」「家族」であっても、いい人生は送れるのでは。あと、「金持ち」に対する世間の目は時として冷たい、ので、無意味に使っているふりをしない、ということもあるでしょう。これらを勘案すると、金持ちは傍から見るとケチに見えるけど、そこには明確な意図がある、ということになります。自分自身は、まだまだ、徹底できていない面があるので、自戒を込めて書いてみました。