過去の自分の立場を忘れないようにしたい

人の立場は時の流れとともに移り変わっていく、ものです。それとともに、自分の考えも変わっていきます。ただ、その時に注意したいことがあります。

見方が変わる

立場が変わると物の見方が変わってきます。例えば、昇進すれば部下という立場から上司という立場に、結婚をすれば独身から妻(夫)帯者に、子供ができれば子供から親にという風に変わっていきます。

それに伴い、ものの見方が変わってくることがあります。例えば、結婚していないときは、「結婚しろ。」とか言われることがあまり好きではなかったのが、結婚した途端、結婚至上主義みたいになってしまうことがあったりします。

このように立場が変われば、ものの見方は変わるわけです。

見方が変わることの良さ

見方が変わること、の良さはかつて嫌っていたことについて理解ができるようになること。例えば、子供を持てば親の気持ちがわかるし、上司になればかつての上司の言っていることが理解できるようになります。そうなると、自分の中で納得感みたいなものを得ることができます。特に、親や上司との関係が良くなかった場合には、この効果は大きいでしょう。

失われがちなものの見方

ここで、注意したいのがかつての立場で感じたことを忘れがちです。先の例でいえば、「結婚しろ、結婚しろ」といわれていい気分がしなかった自分が、結婚した途端に「結婚しないの?したほうがいいよ~。」と言ってしまうことがあります。また、上司になった途端、かつて自分が嫌だな~と思っていたことを部下にしてしまうことがあります。そうした場合、部下の人や結婚していない人はいい気分にはなりませんよね。

もちろん、立場が変わってからこそ見えるもの、もあるのである程度は仕方ない側面があるかもしれません。そうはいっても、少なくともそういう言われ方、され方をするのは嫌だろうな、と認識はしていたほうがいいと思います。

まとめ

立場が変わるとそれまでの見方は失われがちです。時には思い出すようにして、かつて自分の立場にあった人が嫌な思いをしないようにしましょう。

 

 

 

 

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