留学時の勉強の進め方

先月、以前留学していたサンフランシスコに訪れる機会がありました。その時、留学していた頃のことを思い出したので少し書き綴ってみます。

シラバスに基づき計画を立てる

学期初めにシラバスを読み込む必要があります。シラバス(Syllabas)とは、各コースにおける学習計画のことで、ここには、そのコースで学ぶことの概要、授業の進め方、各コマの学習範囲、ホームワーク/レポート/グループワーク/試験等の概要、時期及び成績のつけ方が書いてあります。

そのため、シラバスによりコーススケジュールを把握し、それに基づき、どのように勉強を進めていくか計画をする必要があります。具体的には、学期初めにはおおざっぱなスケジュールを立てて、それを週次で詳細な計画を立てます。週が終わるごとにその時立てた計画の見直し及び、翌週の計画をしていました。

アメリカの大学では、授業の負担は多いのですが、シラバス通りに進むので、計画は非常に立てやすいです。抜き打ちテストとかはなかったように記憶しています。

早目に早目に手を付けていく

先日、Listeningが苦手な人のための勉強の進め方、という記事をアップしました。それと関連するのですが、早め早めに物事を進めていく必要があります。いったん崩れるとペースを立て直すのは難しいので、崩さないように、なんとか授業についていく必要があります。

ここで重要なのは、学期が始まったところから気を抜かない、ことが必要です。そうするためには、休暇等は休みきってしまうのではなく、休暇の終わりの方からテキスト等の読み込みを進めていくことが望まれます。学期の最初のほうは宿題も少なく、気が抜けがちですが、ここで気を抜いてしまうといつの間にか立ち遅れている可能性があるのでくれぐれもご注意を。

http://www.crossborder-accountant.com/tips-for-not-listen-study-abroad

日本語の資料を活用する

日本語の教材もうまく活用していくのがポイントです。英語で読んでもピンとこない場合、もあります。そういう場合は、日本語の資料を読み、ある程度理解してから、英語の資料を読むとすっと頭に入ることがあります。また、日本人で頼れる人がいれば、その人に質問等をすると、やっぱり、すんなりいきます。さらに、時折、本を一冊読んで要約する、感想を書く、現実の事象に当てはめる、といった宿題が出ることがあるのですが、そういう場合は日本語の本を読んで全体を理解してから、必要なところだけ英語を読むといったことをしました。例えば、以下のような書籍を読みましたね。

ただ、英語で勉強する、ということも意義のあることなので、あまり日本語には頼り過ぎないことも大切です。私の場合は、主たるテキストは英語で勉強するようにしていました。

まとめ

留学した時の勉強におけるコツは計画をたて、早めに手を付けていく、ということが肝要です。時間管理をきちんとしましょう、ということですね。ただ、授業はほぼシラバスどおりに進むので仕事をしていることを考えると計画を立てやすいと思います。

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