この文章は令和2年4月24日に書いています。さてさて、GWが近づいてきました。普段であれば、お出かけに心躍る時期ですが、今回のGWはなかなかそういうわけにはいかなさそうです。
このコロナ騒動の折、日本人の政治意識がかいまみえてきました。ぼく自身もそういうところがあるので、少し、自戒を込めて書いてみます。
まず、選挙にあまり積極的にかかわらない、ような気がします。投票率を見ると、やっぱり結構低いです。松本市長選は50%いかなかった、ですし、選挙というと投票率の低さが問題になります。投票した人も、きちんと考えているかどうかよくわからない。facebook上は、盛り上がっていて、「この人、勝つのかな。」と思っていても、ふたを開けると与党の圧勝、なんてこともあったり。全体的にしらけているような気がします。
そうやって、自分で選んでおきながら、なにかあると結構批判します。つまり、まるっと、任せないのです。そうやって批判すると、それに応えないといけない、という面もあり、政策に一貫性がなくなる、そんな気もしています。その割に政府任せ、というのも気になるところです。
かといって、独裁ではない。結局、日本政府ができているのは、ロックダウンでもなく、都市封鎖でもなく、自粛要請なのです。こういう、危機的状況の場合は、案外独裁のほうが、ぐいぐいと政策を押し通せる面があるので有利なのです。
ということで、真面目に選ばない、任せない、でも、独裁は許さない、という、未熟な民主主義なのかな、、と感じた次第です。あるべきは、きちっと選んだうえで、あるところは任せる、そして、ダメなら選挙で審判を下す、そういったところかと思います。