優しい人が陥りやすい落とし穴

優しいことはとてもいいことです。ですが、時としてその優しさが自分にとってマイナスになることもあります。今回はそんなことをば。

優しくすべきではない人を優しくしてしまいます。例えば、自分にきちんと寄り添わない恋人、なかなか返信を返してくれなかったり約束を守らなかったりする友人、報酬が安くその割に手がかかる取引先、等等。どうしても優しくしてしまいますが、こういう人たちに優しくしても、自分が辛いだけで報われません。自分一人であればいいのですが、会社組織のように複数人が関わるときは、自分の同僚や部下にまで負担をかけてしまうこともあります。

次は、優しくしすぎてしまう。程度の問題として。本来のすべき水準より多く優しくしすぎてしまうのですね。安い報酬で、あれこれサービスしてしまう、なんてのは典型例です。困るのは、自分よりむしろ会社そのものや後任であったりします。引き継ぎで、顧客を持たされてしまうと、「この値段で、ここまでやらないといけないのか、、」と愕然となったりします。

あと、優しくしすぎは、相手にとってもマイナスです。ビジネスだと、そのサービスが当然となってしまうと、次が見つからなくなってしまう。そんな値段でそこまでできねぇよ、ということです。あとは、友人とか部下だと甘えすぎてしまい、逆に自分でやる力が身につかない、ということあります。例えば、一から十まで手取り足取り教えてしまうと、かえって、その人の能力が高まらない、ということあります。

なので、あまり、優しくしすぎるのもマイナスです。メリハリをつけて、接し方を考えてたいものですね。

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