中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(10) ~統制活動、承認の機能、見直し

さて、中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、10回目となりました。今回も引き続き、統制活動の具体例、ということで進めていきます。今回は承認の役割、つまり、承認することがどのような意味合いを持つのか、ということです。... 続きを読む
会計/税務/監査

まず前例踏襲、横並びを批判する前にそれが起こってしまう意味、理由を考えてみよう~合理性、経済性、説得容易性が高い

よく組織の中で生活していると「前例がない。」とか「他社例は?」という議論を受けることがあります。そのように拒否されるとあまりいい気分にはならないですよね。ここでは、なぜそのような考え方が生じてしまうか、背景を考えてみましょう。... 続きを読む
ビジネス

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(8) ~統制活動、会社のルール/手続は目的/リスクに即して設定する

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、いよいよ、統制活動です。統制活動、会社の管理活動の中心であり、今後は具体的な管理手法にふれていくことになります。今回は、概念的な議論をします。... 続きを読む
会計/税務/監査

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(7) ~リスク評価、リスクの評価及び洗い出し

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、7回目の今回はリスク評価ということをとりあげます。企業活動を行うにあたっては、リスクを制御していかないといけないのですが、これについてどう対応していくか、ということです。... 続きを読む
会計/税務/監査

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(6) ~統制環境:社風、組織風土、理念

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識、いよいよ、内部統制の構成要素に入っていきます。構成要素、と書くとわかりにくいのですが、管理方法の分類、とらえていただければ、と思います。COSOの分類では統制環境、リスク評価、統制活動、情報と伝達、モニタリング活動の5種類があります。今日は、そのうちの一つ、統制環境から。... 続きを読む
会計/税務/監査

鶏解体ワークショップに行ってきました~実践編

先日、鶏解体ワークショップに参加してきました。こちら、昨年も同様のワークショップがありまして、それの続編となります。主催者は友人の滝田さんです。ちなみに前回の様子はこちら。 http://www.crossborder-accountant.com/cut-living-chicken... 続きを読む
料理/食

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(4) ~不正のトライアングルと対処方法(機会)

企業内で、時折、不正が行われることがあります。不正といえば、粉飾などの会社ぐるみで行われるものと、横領のように個人レベルで行われるものがあります。中小企業の経営者としては、横領のような個人不正のほうが気になるところでしょう。どちらにしろ、会社もしくは関係者に非常に大きな影響を与えます。このような不正について要因と防ぎ方をまとめてみました。... 続きを読む
会計/税務/監査

税金をめぐる正義を考える~多国籍間の税金軽減策をめぐり

多国籍企業だと、ロイヤリティーの取引をアイルランドやオランダを経由する、というスキームを利用して、税金を大幅に軽減するということをしています。例えば、グーグルでは、実効税率が2.4%という話をききます(http://www.assioma.jp/?p=4985)。ここでは、スキームの詳細ではなく、この取引にかかる各当事者の正義、を考えてみます。... 続きを読む
会計/税務/監査

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(3) ~目的(業務、報告、コンプライアンス、資産の保全)

内部統制の目的、とはどんなものがあるのでしょうか。米国トレッドウェイ組織支援委員会(COSO)という団体が内部統制の統合的枠組み、という報告資料を提示しています。そこの資料に沿って(一部乖離しますが)検討してみます。なお、今まではわかりやすく「管理」という言葉を使っていましたが、今後は「内部統制」という言葉に変えるようにします。... 続きを読む
会計/税務/監査

中小企業でも知っておきたい内部統制(管理)の知識(1) ~ その意義、必要性、実質重視

新年あけましておめでとうございます。昨年までは、会計税務関連ということで「会計学とその近接領域」を連載していましたが、今回からは別の規格を。中小企業であっても、内部統制ということを知っておくと有用ではないか、ということでそのことを記すことにしました。... 続きを読む
会計/税務/監査

大掃除は10月くらいから小分けて徐々に進めると楽

もう、2015年も終わります。年末、といえば大掃除ですよね。でも、大掃除、実は前倒しで徐々に行ったほうがいい、ということです。 分けて掃除することの意義 大掃除、分割して行うと年末の負担を軽減できます。年末、ただでさえ、忘年会 / 帰省 / 年始の準備やらなにやらで忙しいです。その中でいっぺんに大掃除をやろうとすると時間を作るのが結構大変です。特に年末の時期に仕事とか入ってしまうと、大掃除ができなくなってしまう、、ということもありえます。そのために、早めにしておくと年末少し楽になります。... 続きを読む
人生のコツ/趣味

会計学とその近接領域 (21) ~ 会社法:会計との関連

会計学とその近接領域、今回は会社法と会計との関連を見てみましょう。会社自体は、株主や債権者に対して報告する義務があるため、財務諸表(会社法では計算書類等といいますが、以下では財務諸表と表表記することとします)。... 続きを読む
会計/税務/監査

グーグルカレンダーで効率的にスケジュールを管理しよう (1)~メリット、一元管理、暫定登録

もう、年の瀬、手帳をどう使おうか、考えている人もいるかと思います。私は以前より、グーグルカレンダーを利用しております。昨年もこちらにポストしたばかりです。昨年も、http://www.crossborder-accountant.com/scheduling-by-google-carendarでも書きましたが、今回、もう少し論点を付け加えてみます。... 続きを読む
人生のコツ/趣味

会計学とその近接領域 (20) ~ 会社法:中小規模の株式会社にかかる規制実務

今回で、20回目となった会計学とその近接領域。前回は、株式会社は資金を多く集めて大規模な事業を行う、ことを目的として設立される会社である、と書きました。ただ、実際は法が予定する大規模な会社ばかりではなく、規模が小さい会社もあります。そういう会社にかかる規制実務を見てみましょう。... 続きを読む
会計/税務/監査

子供に「なんで勉強しなくてちゃいけないの~」と聞かれたら

お子さんからよく聞かれる問ですよね。必ずしも、高学歴で世間的にいい会社といわれる会社に勤めても、それで一生安泰といえる時代ではなくなってきました。ですが、僕の個人的な考えとしては、やっぱり勉強することは大切なことだと思うので、少しそれについてまとめてみました。... 続きを読む
人生のコツ/趣味

会計学とその近接領域 (19) ~ 会社法:株式会社

会計学とその近接領域、ということで、20回目となる今回は、会社法のうち株式会社の基礎をとりあげます。株式会社は合名会社の欠点である、事業規模が限定されることを克服すべく考えられた制度です。一般に株式会社の社員のことを株主といいますが、以下では社員という言葉にします。ここでは、社員は一般に使われている従業員ではなくて、オーナーを意味することにご注意ください。... 続きを読む
会計/税務/監査

会計学とその近接領域 (18) ~ 会社法:合名会社

会計学とその近接領域、会社法編です。今回は、会社法のうち合名会社をとりあげます。合名会社、現代ではあまりないのですが、後述する株式会社の制度的特色を明確にするに合名会社と比較するのがわかりやすいのでとりあげることにします。... 続きを読む
会計/税務/監査

ワイワイが好きな人/ジックリが好きな人の付き合い方(1) ~ 断絶ができる理由

人とのコミュニケーションのスタイルを分析するにあたり、たくさんの人と集まってわいわいと盛り上がることが好きな人、それとは逆に少ない人数でじっくりと話をすることが好きな人、に分けることができます。実はこの人たち、考え方に若干の断絶があります。このことについて考えてみましょう。... 続きを読む
人生のコツ/趣味

海外と仕事をする時は時差をうまく利用しよう!

海外の人たちとメール/電話にてコミュニケーションをしよう、ということがあるかと思います。日本と海外では時差、というものがあります。この時差をどう扱うか、ということは一つポイントです。なお、以下の話では、サマータイムを考えると色々と混乱するので、これは考慮外とします。... 続きを読む
人生のコツ/趣味

頼まれごとをとりあえず引き受けてみよう

普段生活していると、人から頼まれごとをすること、ありますよね。時には面倒くさいな~、と感じることもありますが、割と引き受けるようにしています。そのことについて考えてみます。... 続きを読む
人生のコツ/趣味