自分独自の言葉、オリジナリティーあふれる言葉、を作りたいと思うひとは多々いると思います。じゃあ、このオリジナリティをどう生み出すか考えてみました。
言葉、というものは基本的には人が作ったものを使っています。極論すれば、平仮名もカタカナも漢字も、昔からあります。また、単語も基本的には従前からあるものを使っています。この文字や単語を生成する、そこにオリジナリティを求めることは、もちろん、不可能ではないのですが、なかなか、常人には難しい面もあります。
また、身内にしか分からないようなことや文脈に依存するような言葉だとどうか。そこにはオリジナルはあるかもしれません。ただ、それは特定の領域に限定され、なかなか、その言葉が広がりを見せないこともあるでしょう。
じゃあどうするか、というと、組み合わせです。文字と文字、単語と単語、この組み合わせを意識することによって汎用性の高いオリジナリティーを発揮することができます。単語でも非常に多くの数があるので、それの組み合わせというのは無限のものがあります。また、普段、よく使う単語であればあるほど、親近感が増すので、人に理解されやすく、広がりやすいです。
例えば、前回の投稿で取り上げた、「コミュニケーションの持久筋と瞬発筋」。「コミュニケーション」、「持久筋と瞬発筋」、どちらも聞いたことがあるような単語ですよね。この持久筋と瞬発筋、よく言われる赤い筋肉と白い筋肉を意識しています。ですが、これを一つにした「コミュニケーションの持久筋と瞬発筋」という言葉は多分、ないと思います。まあ、もしかしたら、どこかにはあるかもしれないのですが、あまり聞かない単語ではあり、それなりなオリジナリティーがあると思います。
ということで、組み合わせをきちんと考えることにより、オリジナリティが発揮できる、ということが今回のテーマでした。