努力は秘すよりエレガントにオープンしよう

努力することを隠す人、多くないですか。なかなか、「おれ、こんなに頑張っているだぞー。」と言える人は少ないと思います。ですが、そこをうまくオープンするほうがいい、というお話です。

努力を隠す心理として、 謙虚さの表れ、ということがあります。「いやいや、ぼくの努力なんてたいしたことはないですよ。」ということ。もう一つあるのが、失敗が見られるのが怖い、という人間心理。こういう心理に囚われると、成果があがるまでは、こっそり活動し、成果が出たらそれを発表する、ということになります。

ですが、努力を隠すことの弊害、があります。まず、周囲がそのことに無理解になること。その努力がないことを前提に、仕事、依頼、分担をしてしまいます。そうすると、受けている仕事の総量が多くなり、自分の負担が増えてしまい、自分が努力していることに対してエネルギーを注げなくなります。

更に、オープンすることによって、人は応援してくれます。人は努力している人、特に一発屋ではなく継続的に努力をする人を好きになる傾向があります。つまり、うまく努力を見せることにより、助けてくれる人を増やすことができ、その努力が成功に近づきます。

もう一つ、オープンにすることにより、確かにプレッシャーは生じますが、そのプレッシャーにより、努力が促進されるため、努力による成果が出やすくなります。逆にこっそりやると、プレッシャーがないので、気は楽ですが、どうしても努力が緩くなりがちです。

ということで、努力は見せた方がいいのです。とはいえ、見せ方をうまくしないと、謙虚さが欠けるとみられてしまうことがあります。なので、努力の見せ方に注意し、うまく自分の努力をアピりたいものです。

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