いいプレゼン、をするために必要なこと。それは、わかりやすい表現、論理的な構成、シンプルな図、明朗でゆっくりとした話し方、等等いくつかありますよね。そんな中、見落としやすいけれども、大切なことがあります。今回は、そんなことをば。
それは感情を込めて話すこと。感情を込める、と、自然と抑揚が生まれ、テンポが良くなります。また、聞き手が感情移入をしやすくなり、より、プレゼンの世界に入り込みやすくなります。そうなると、言っている内容を理解できるのみならず、プレゼンに対して心打たれその内容を受け入れやすくなります。
逆に、淡々と話すとどうでしょうか?話の内容は理解できる、ことでしょう。でも、淡々としていると、話が流れてしまい、集中力を失ってしまう、ということがあります。また、理解はできても、心は動かないので、プレゼンを受けてその後につながる、ということも少なくなります。
もちろん、感情的になりすぎて、論理が破綻するとか、そもそも、言っている内容そのものが受け入れ難い、となると、逆効果です。また、一般的には否定的な感情を込めるのはまずい、とされています。なので、込めるべきは、喜び、嬉しさ、熱意、情熱、と言ったものを込めるといいでしょう。
ということで、プレゼンに必要なもう一要素を考えてみました。一般的に、感情的になるのは良くないと言われているので、つい、感情を抑えて話してしまう、ということになりがちです。ただ、感情を込めた方が話が通じやすい、ということもあるので、適切に感情をプレゼンに盛り込みたいところです。