夢を持って行動している人いると思います。それでワクワクしている人に対しては若干水をさすようで恐縮するのですが、今回はそんなことをば。

夢を叶えた、、、確かにそれはそれでおめでたいことです。夢が叶う、色々ありますよね。好きなあの子と結婚できた、行きたい大学に入学できた、就職したい会社に就職できた、脱サラして起業した、等等。その時はとても嬉しいし、気分も弾みます。

ですが、これで、終わり、引退ではないのです。そこから始まりだったりすることもあります。その始まった生活の中で、一生懸命頑張らないといけません。そこは決して楽な場所ではないのですよ。

具体的には結婚すれば結婚生活を送らないといけません。甘い甘いだけではなくシビアな現実を見る必要があるでしょう。大学に入学すれば勉強を、会社に就職したら仕事を、そして起業したらその事業で採算が上げないといけない。夢をめざす、という主体的なものではなく、選んだことをしなくてはならない、という義務的なものとなって自分に降ってきます。なので、それは、きっと今までの人生より、さらに厳しく辛いものである可能性が極めて高い、と言えましょう。

ですが、その辛い中をなんとか頑張って耐え凌ぎ歩いていると、やがて、ある程度こなせている自分に気づくはずです。さらにその中で頑張っていると、そこでの仕事や生活も楽になり、また、新しい夢も見えてくるようになります。それで、夢をみて、それを達成し、そのあとは頑張り、また新たな夢ができて、と正のフィードバックループができてきます。それに乗ることにより、人は成長する、ということです。

なので、夢を実現する、ということは、実は大変なことです。それでも、夢が潰えるよりはかなりいいでしょう。ですので、夢が達成した後の辛さ、頑張って耐えることで光明が見えてくるものでしょう。