人はなぜ旅にでるのでしょう。自分自身も何か国も海外を巡るのですが、今まではあまりきちんと考えてきませんでした。というわけで、旅に出る理由を考えてみました。ここでは、海外に旅に出ることを想定しています。
非日常さの追求
当たり前のことですが、非日常です。旅に出ると、見るもの、聞くもの、触るもの、食べるもの、そのことごとくが自分のいる街と異なってきます。単にふらっと歩いてみただけで、異なった景色が見えてきます。そんな中をてくてくと歩くのがたまらなく、楽しい。
僕の場合、整然と整っている街や大自然より、むしろ、猥雑だけど活気のある街に魅かれてしまいます。人により楽しく感じるポイントは異なるのでしょうが、それぞれに楽しめることでしょう。
普段とは違った思考
そういう、非日常な時間を過ごし、普段とは異なる体験をすることにより、普段とは異なることを考える契機になります。例えば、自分の将来のこと、などもそうでしょう。また、自分では気づかなかった好みや楽しみということも見えるかもしれません。
新しい世界を見ることによって、新しい人生が開けることもあります。僕の場合は、海外で仕事している先輩に会い、僕も海外で働きたい、と、思うようになり、その結果、縁もあるのですが、海外で働くことができました。
旅先での出会い
後は旅先での出会い。旅をした時に会う人、普段、周りにいる人とは違う人となります。以前も書いたのですが、地元にいるのとは、まったく違うタイプの人と会います。
そこの人との話も面白いのですが、やっぱり、一番は旅人同士での会話。やっぱり、同じ場所を過ごす、ということはそこにまつわることについて同じ価値観を持つ、ということでしょうね。例えば、インドのヨガ道場での出会いは、インドあったりヨガであったりということには興味を持っている、ということにほかなりません。
だいたい、旅先で会う人はそれっきりになってしまうこともあるのですが、中には地元に戻ってからも付き合いが続く場合もあります。そういうことって素敵ですよね。
達成感
後は、達成感。特に、一人で長い旅路につき、一通り旅程を終えて帰ってくると、なんというか達成感にあふれます。特に、一番最初のインドのでの一人旅。航空券のインとアウトのみを決めて、あとはほぼすべて現地で手配し、悪い人とも戦い、そんな中かえってきた、というのは、非常に達成感を感じられるところです。とはいえ、危険なことをして、トラブルにあうのはよろしくないので、そのあたりのバランスを取ることは非常に大切です。
本田直之さんが、著書である「意思決定力」の中で、決断力を上げるためには、一人で旅に出るといい、と書いていました。確かにその通りだと思います。
長く休みが取れた時には
それと、長い休みが取れてしまった場合、海外に行くくらいしかやることがないのでは?例えば、社会人の立場で3週間連続で休みをとれたらなにをしますか。普通にごろごろしていたら退屈にやられてしまうはずです。海外に行く、となれば、3週間、結構あっという間です。僕も、社会人になりたての頃、だめもどで3週間休暇を申請したら、なにげにとれてしまったので、アフリカに旅立ったことがあります。
まとめ
色々とあげてきましたが、結局、旅が好きだから、ということになりそうです。「そこに旅があるから。」というやつですね。あ、そうそう、旅に出ると、新しい体験や思考があるので、ブログのネタは増えます。