海外に出てみて気付くこと、いくつもあります。そのうち、いくつかのことをまとめてみました。海外だからといって、全く日本から離れるわけではないですし、人々の考え方も全くもって異なる、というわけではなさそうです。
日本の良さに気付く
海外に出て初めて気付くことは日本の良さです。食べ物はおいしい、治安はいい、四季はある、仕事は丁寧で正確、バスタブにお湯をためてお風呂に入りたい。というように、日本を離れてみてからこそ、分かるよさ、というものもあります。あたかも、一人暮らしをして親のありがたさに気付くと同じように、日本という国の良さ、というのに気付くことができます。
おそらく、他の国の人も、それぞれの祖国について同じように感じるはずです。私どもは日本人であるからこそ、日本という国に対して上記のような感情をいだくのでしょう。
日本から切り離されるわけではない
よく、日本から離れると、日本からまるっきり離れてしまうような感じがしますが、決してそうではありません。情報技術の発展によりインターネット、Skype、メール、SNS等様々な手段に日本にいる人とコンタクトをとれます。
また、大概の国には日本人がおり、そこで日本人コミュニティが形成されております。その中では、日本料理店、日本の本屋、日本語が話せる不動産屋といったもののいます。どこまで、日本人コミュニティに浸かるか、は議論の分かれるところですが、そういうコミュニティがあれば、日本を感じることもできます。
海外を離れても、いや離れているからこそ、愛国心も強くなります。普段はそうでもないのですが、日本に危機があったとき、意外と団結したりもします。例えば、先般、東北で地震が起こったときでも、現地で様々な人から募金を集め、それを現地の役に立つように送ったりもしています。
外国人といっても共通している
海外の人、といっても根幹の部分は共通していたりもします。まずは、違っていることのほうが目についてしまいます。ですが、基本的な感情、行動の下に流れる論理、うちの入った人間関係、というところ、意外と共通していたりもします。感情の面から言えば、面白ければ笑うし、辛いことがあれば悲しむし、いいことがあればよろこびます。また、海外の人、話せばわかる、人も多いです。こういった共通する部分があるからこそ、言語は違えども、コミュニケーションはとれることになるでしょう。
まとめ
日本から離れることにより日本の良さにも気付くし、海外の中でも日本を感じることができます。また、外国人であっても、人としての共通点というのもはやはり感じます。多少は海外に出ることがあっても、ベースは日本においておきたいと思います。まあ、いずれは故郷にも帰りたいですしね。