いたずらに摩擦を恐れるより、まずは全体の状況を考えてみよう

人と話すときに摩擦を起こしそうになると、つい、回避してしまいますよね。でも、摩擦を恐れていると、そこで不利益が発生する可能性があります。

つい摩擦を恐れてしまう心理

人間なので、やっぱり、人との摩擦を恐れてしまいますよね。例えば、恋人/友人に対して注意するとき、部下に対して説諭するとき、上司やお客さんに対してモノ申すとき、こういった場合、なかなか言えなかったりもします。そんなとき、つい、「こんなことを言ったら怒るのではないか。」、「嫌われてしまうのではないか。」などと考えて、つい言わずにすませてしまいます。

ですが、言うべきことを言わないと、自分、もしくは、その人に対してデメリットが生じてしまう可能性があります。

全体の利益を考えるべき

ここで考えてほしいこととして、言ったことによるメリット/デメリットを考えてみましょう。

まず、デメリットとして、恐れているとおり、先方の気分を害する、そして、その結果として自分もあまりいい気分にならない、ということがあります。ただ、一方で、話したことによりその人の行動を変えることができた、自分の意見を納得してもらえた、その人に感謝された、ということもあります。

このように、自分が摩擦を起こすことのメリットデメリットを考えて、メリットが大きい場合は行動を移す、ということがあります。

相手との関係を考える

それともう一つ、相手との関係、を考えてみましょう。つまり、自分にとって、その人はどの程度大切か、また、自分が言ったことがその人にどの程度受け入れてもらうか、ということです。

もし、自分にとって大切で、ある程度聞き入れてくれる、ということであれば思い切って話してみる、ということもあるでしょう。逆に、割とどうでもいい人とかであれば、言わないということもあるかもしれません。何回か言ってみてやっぱり受け入れてもらえない、ということであれば、言わないという選択肢が出てくるかもしれません。

その他、擦を恐れる、ということは、所詮は自分が嫌なだけな場合も多いので相手のことを考えてあえて言ってあげる、ということもあるかもしれませんね。また、言うことによって嫌われてしまうのならば、それだけの人間関係だった、といって納得する、ということもあるでしょう。

このように相手の人間関係によって決める、というのは一つです。

まとめ

どうしても、人は摩擦を回避するように行動してしまいがちです。ですが、摩擦を恐れてはそれにより不利益を被る可能性もあります。そんなとき、全体の利益や相手との人間関係を考えて、行動しましょう。でも、摩擦を恐れているときは、自分に対するマイナスを過大に捉えていることが多いので、勇気をもって摩擦を起こしたほうがいい、ということもありますよね。

 

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