個性を確立するためには、孤独を恐れてはならない

先日、個性を確立するためには流行と一線を画すべきという記事をアップしました。ただ、個性を作るために避けては通れないことがあるので、今回はそんなことをば。

一言でいうと、孤独を恐れるな、ということです。流行というのは、人の関心の波にのることです。ですから、流行にのっている限りにおいては、そのことを知っている、話せる、という人はたくさんいます。逆に流行から、一線を画していると人が知っているようなことは知らない、となります。そうすると、人が話題にしていることがよくわからず、会話にのることができず、一人孤独感を覚えることになります。

例えば、最近の大きな話題でいくとサッカー。ワールドカップ、やっていましたよね。自分としては夜遅くにやっていたこともあり、もともと、スポーツを見ることにさほど興味を覚えないこともあり、あまり、そこの情報を取りに行っていませんでした。そうすると、友人や同僚がワールドカップの話でもりあがっているさなかでも、よくわからず、話の内容についていけない、ということがありました。そうするとやっぱり寂しいものですね。

また、自分がしたい、と思っていることが、多くの人がしたいと思っていることとイコールにならない、ということもあるでしょう。そんな中、自分がしたいことをする、というのは、ときとして一人や少人数でしなくてはならず、周りに理解されないことも往々にしてあります。なので、自分がしたいことをする、というのも時として寂しいことがあります。おそらく、先日とりあげた、顔ハメ写真の人も同種の寂しさを感じたのではないかと思います。

ここで、大切なことは、この寂しさに負けて流行に乗らないことです。たしかに、流行に乗っていればそういった寂しさを感じることはなくなります。とはいえ、それでは結局流行に踊らされるだけで、自分としての個を確立することができなくなります。そうではなく、自分がこうしたい、ということを地道に続けていれば、逆に、それに注目してくれる人もいることでしょう。

ということで、流行と一線を画すると時として孤独となり寂しさを感じるときもあります。ですが、それを恐れていては、自分としての確固たる個性を確立することは難しくなるでしょう。

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