上司の仕事はトラブルシューティング

先日、中間管理職として果たすべき役割について考えてみました。その時、書き忘れたことがあるので、ここで追記します。それは、トラブルシューティング、つまり、問題が起こったらどうするか、ということです。

基本的には、上の職階に行けば行くほど、トラブルシューティング、つまり、問題対応、問題解決が仕事となります。というのは、ルーティーンの業務はスタッフでもできるからです。スタッフでできないことが自分に上がってくるわけで、まさに、問題が発生した時の対応はイレギュラー事項の対応となるので、これは上司の仕事であるわけです。

仕事を任せる時には、当然、ミスがないよう、しないよう、きちんと丁寧に説明して、問題が起こらないようにします。ですが、ミスをするときはミスをしてしまいます。どうしても、自分は経験者であり、部下は経験が乏しい、ということもあり、伝えきれない部分や、想定しきれない部分というところもあります。

あと、ミスをしても、部下のせいにしたり、執拗に怒ったりしない。確かに、自分だったらこんな失敗はしないのに、と思うことはあります。また、自分の責任じゃない、と言いたくなる時もあります。任せる、ということは、そういうこともあるし、そこをフォローするのが上司の役割とも言えるでしょう。

ということで、問題解決やミスのフォローは上司の役割と言えるでしょう。なのでそこは腐らずにきちんと対応することが大切です。もちろん、問題が解決したり、ミスのフォローが終わったら、事後の対応策を検討することも必要です。

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