スマートホン、非常に便利ですよね。いつ、どこにいても、SNSをチェックしたりネットサーフィンしたり、ゲームしたりして、ふとした時間の隙間を埋めるには最適です。ですが、あんまりスマホばかり見るのはどうなのー、というのが今回のテーマです。
休日の昼下がり、百貨店での買物帰りにいつもよるカフェに寄ってみました。そして、オーダーが終わった後にスマホを取り出そうと、リュックの中を見ると、なんとスマホがありません。どうやら、家に置いてきてしまったようです。
いつもはスマホを見ながらコーヒーが出てくるのを待っているのですが、今回はそれができません。どうしようかな、、と思っていると、ふと、カフェの店員さんがコーヒーを入れていましたので、ふと、そこに目をやってみました。
よくよく見ると、コーヒーを入れている所作が滑らかで美しいのです。まず、フィルターに入ったコーヒーをドリッパーにセットし、お湯をポットに入れる。そして、ポットからお湯をコーヒーに入れてしばし時間をおく。その間にコーヒーカップを出し、お湯を入れて温めておく。そして、コーヒー豆が入っているドリッパーにのの字を書きながらすこしずつお湯をそそいでいく。これらの一連の手順に魅かれすっかり店員さんの手もとを見いってしまいました。
そのうち、ぼくの頼んだコーヒーが出てきたので、それを飲みながら引き続きコーヒーを入れているところを見ることに。なんとなく、心がほっとしたそんな気分になりました。
ここで、気付いたのは、周りの風景、というのは、よくよく見ると結構見るものがあるなー、ということでしょうか。ですが、スマホの画面を凝視していると、その風景を見落としてしまうのかな、、と思いました。ので、たまにはスマホを見ない、とか、家に置いてでかけたりするのも、乙なものかなー。