先日まで、以前留学していたサンフランシスコに滞在してきました。その際、少し、昔のことを想い出したので、少し書き綴ってみます。まずは、その時習った論理的な文章の書き方から。ちなみに、先日の以下のポストはそのスタイルを意識して書いています。
http://www.crossborder-accountant.com/use-facebook-for-sharing-informatio
全体の構造
全体の構造は、イントロダクション、本文、まとめにわかれています。イントロダクションは文字通り序文、まとめは全体のサマリーですね。
ちなみに、上記のリンクの文章については最初のパラグラフがイントロダクション、下に続く3つのパラグラフが本文、最後のパラグラフがサマリーになっています。
おそらく、これが、論理的な文章の最も短いスタイルですが、構造はこんな感じです。
イントロダクションの内容
まず、導入部、ということで、読者の気を引くようなことから始まります。それは、事例であったり、問いかけであったりします。上記のリンクの文章では、問いかけを使っております。
また、ここでのポイントはこの文章で主張したいことが、イントロダクションに書かれることです。上記のリンクでは、「facebookは複数人で情報共有をするためにうまく使える。」というところが、実は一番主張したいところです。その後の文章はそれの論証のために書かれています。
サマリー
一番最後に要約が入ります。今まで書いていた文章のまとめ、もしくは、言い換えがこちらにきます。リンクの文章では、冒頭で述べた、「facebookは複数人で情報共有をするためにうまく使える。」の言い換えとして「facebookを活用することにより、facebookから情報を得る人の範囲を広げたり、狭めたりすることができます。」を書いています。微妙の文章の意味が違ったりすることもあるのですが、概ね同じことを書いています。
ここでのポイントは、基本的に新しいことは書かないこと。できる限り、今まで書いてきたことを、言い換えをしつつ、繰り返すことになります。そういってしまえば、要約は必要ない、とも言えますが、要約がないと尻切れトンボ感が出てしまうため、あったほうがいいでしょう。
本文の解説については、また、日を改めていたします。