今日は、古くからの友人と久しぶりにオンラインで話をしていました。結構、考えることもあったので、そんなことを綴ってみたいと思います。まずは、自分の心の声にきちんと耳を傾けよう、ということです。

自分の心の声を聞く、つまり、自分が本当に欲していることにきちんと気づく、ということは、簡単なように見えて、実は結構難しいのです。

それは、世間的な規範や周りの人の声に影響されてしまう、ということ、あります。なかなか、それに反することを考えたり望んだりすることに抵抗を持つ、ということあるでしょう。

あと、自分自身の思い込みで「自分はこういう人間である。」「自分はこう感じるべき」というような、自分の中に規範を作ってしまうと、心の声が聞きにくくなります。自分の規範が心の声を押し殺してしまうのですね。

よく、「その人を好きという気持ちを打ち消すようになると恋の始まり、その人を好きでなくてはならないと思うとそれは恋の終わり」というのは、それを表していると思います。

じゃあ、どうやって心の声を感じるのができるか。よく聞くのが、いったん、死の間際まで行ってそこから戻ってくると、心の声に素直に耳を傾けることができるようになる、ということです。

なかなか、そういう機会がないひともいるでしょう。むしろ、そういう人の方が多いはず。そういう場合は、死の間際までいったような人の話から、そういうことを聞く、と、弱いながらも追体験ができて、少しは心の声を聞きやすくなります。

あとは、心の声を聞くように、心がけることでしょうか。これは、もちろん、難しい面もありますが、何もないよりはいいでしょう。

もちろん、人間は社会的な生き物であり、社会的制約がある以上、心の声に従えない場合もあります。とはいえ、心の声を押し殺すのと、心の声を理解する、では、自分の行動や生活の満足感には大きな違いが出てくることでしょう。