むしろ、ククリよりロキシーのような人生を歩みたい~ネパールのお酒に例える人生論

先日、よくランチを食べにいっていたネパール料理屋でロキシーがあることを知り、夜に飲みに行きました。おいしくいただきながら、ふと、人生論的なことを思いついたので綴ってみます。

ネパールはヒンドゥー教とチベット仏教が中心的な宗教としている国家です。特にお酒を禁じる規則はないため(注)、いくつかの種類のお酒がネパール国内で製造販売されています。

そのうち、有名なお酒としては、ククリとロキシーがあります。ククリはネパールで作られているラム酒です。ククリはネパール語で刀という意味があるらしく、このお酒も刀の型をしたビンにはいっていることもあります。ロキシーは焼酎ににたお酒です。原材料は米、麦、ひえ、粟などがあるようです。

味は、というとククリは甘くてあっさりとして飲みやすいです。友達に勧めて飲んでもらっても、「おいしい。」、「飲みやすい。」という評価を得られます。他方、ロキシーはというと飲むと「うっ」とくるような癖はあるのですが、それをすぎるとあまくコクがあります。ロキシー自体は置いてある店が少ないこともあり、人に勧めたことはないのですが、おそらく好き嫌いは分かれるのではと。

僕自身の好みとしては、ロキシーのほうが好きです。先に述べたくせがたまらなくおいしく感じるのです。その時ふと感じたのが、ククリのような人生より、ロキシーのような人生のほうがいいのでは。つまり、万人の人に普通に好かれるより、特定の人に好かれるような個性をアピールできるようなそんな生き方を目指したいな、と。

上記はあくまでも、個人的な好みや思い付きであり、ククリもロキシーもおいしいですし、多くの人に敬愛される人生も素晴らしいものです。ネパール料理屋さんによる機会があれば、ククリやロキシー、是非飲んでみてください。ちなみに以下はロキシーとモモ(ネパール風餃子)となります。

(注)インドでは酒は制限されているような印象を受けますが、あれはイスラム教の影響と税金が高いから、という理由であるとされています。20年くらい前には、インドで「スペシャルティー」という名目でビールをいただきましたが、今はどうなんでしょうかね。

 

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