古本屋、それも個人でやっているような古本屋、意外と行ってみると面白いですよ。今回は、そんな個人でやっているこじんまりとしている古本屋の面白さを綴ってみます。
古本屋、一番の魅力は「普段だったら、自分が選ばないような本と出会えるところ。」なのかと思います。目的買い、だったらアマゾンで買えばいいです。専門書だったら、丸善や紀伊国屋のように大きな本屋に行くと、そろいはいいので、その中から自分に合うものを選ぶことができるでしょう。あと、流行りの本、売れている本であれば、新刊の本屋に行けば、そういった本が平積みされています。そうではなくて、普段読まないような古本との出会い、を探すのであればやっぱり古本屋です。
古本屋であれば、ブックオフのようにチェーンで大きな古本屋、それもありです。ちなみに、僕はブックオフは結構好きで東京にいた時はちょくちょく立ち寄っていました。ですが、個人でやっているような古本屋には、お店の雰囲気というか、一種独特なものがあり、そこに風情を感じれるものです。選書も、店主の個性や価値観が出ていて、そういったところを感じられるのも古本屋の魅力なのでしょう。
あと、時折、古本屋で開催されるイベントも面白い。これは、古本屋にかぎらず、個人でやっているカフェや飲み屋のほうがむしろ当てはまるのでしょうけれども、「場」や「つながり」を提供できる、ということもあるのでしょう。もしかしたら、個人で開いているお店はそういった機能を世の中から求められているのでは、と思うことがあります。
というわけで、個人でやっている古本屋さん、是非、立ち寄ってみてください。僕の友人でも何人かいるので、また、古本屋に行きたい、とおもふ今日この頃です。