確定申告の際には、「確定申告書作成コーナー」を使ってみよう

さて、2018年3月に入り、確定申告も中盤戦に差し掛かりました。もう、確定申告を済まされた方、も、これから確定申告をされる方もいらっしゃるとことでしょう。ここでは、ウェブにより確定申告をする方法を紹介します。

国税庁のホームページにある、確定申告書作成コーナーというサイトが結構使いやすいのです。これは、画面の案内に従って数値を入力していくと、自動的に確定申告書が作成される、というものです。僕も試しに自分の確定申告書をこれで作ってみたのですが、結構簡単にできました(実際にこれで申告をするかどうかはわからないのですが)。

ここで、作成できる申告書類については、所得税確定申告書、青色申告決算書/収支内訳書、消費税確定申告書、贈与税確定申告書、要するに個人で申告することが必要なものについては、概ねそろっていると考えていただいて大丈夫です。とはいえ、必ずしもすべてのケースでできるわけではなく、できないケースというのもあります(これは、ホームページの「ご利用になれない方」というところをクリックすればわかります。)。まあ、できないケースというのは、割とレアケースなので、多くの人はこれで対応できるのかなと。

作成すべき書類が決まっていれば、そこ選び、後は画面の指示に従い、ポンポン入力していくだけ。青色申告決算書は、決算書のフォームがあってそれに入力する形になります。ただ、帳簿をまとめるところは、これではできないので、紙の帳簿なり市販の会計ソフトなりを使ってまとめる必要はありますが。

確定申告書は、申告書の様式での入力とそうでない形の入力の二つの方法を選ぶことができます。なので、あの申告書の様式に慣れない人は、申告書様式でないほうを選ぶと入力しやすいです。

そうそう、あらかじめ、青色申告決算書や収支内訳書を入力しておくと、そのデータがそのまま確定申告書に反映されます。また、給与所得を入力する際には、源泉徴収票のどの部分をどこに入力するか、というのが分かるようになっていますので、結構、入力はしやすいかな、、と思う次第です。

提出方法はe-Taxと郵送の2つが選べます。もちろん、持参してもいいのですが、この時期、税務署は大変混みあうのであまり行きたくはないところ。なので、それが回避できるのはありがたいところです。

申告書を打ち出すと、それとともに、「提出書類のご案内」という書面が合わせてプリントアウトされます。そこには、添付書類や提出方法が書いてあります。そうそう、提出先の住所/名称が書いた紙も同時に出力されますので、それを使って郵送することもできます。

ということで、この確定申告書作成コーナーは結構便利なツールかと思います。専門用語が多く難しい、という場合は税務署にもっていけば使い方を教えてもらえるようです。その年は税務署に行って、次の年からは同じように自分でやればOK、というわけです。とはいえ、事業をやっている人は帳簿は自分でまとめないといけないので、この部分はご自身で対応される必要があります。あまりにも、取引の量が多くて帳簿を付けきれない、、というときは会計事務所に頼むのも一つかと。

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